ケムコの最新作RPG、アルバスティア戦記を遊ぶ。
まだアスディバインハーツ2（ケムコ）も遊んでいないのに新作が配信されている今日この頃ですが、皆さんお変わりありませんでしょうか？ 今日このブログで紹介するのは、PS4・PSVitaで配信されたケムコの最新作品アルバスティア戦記（ケムコ）です。ニンテンドースイッチ版も出るみたいですね。5時間程遊んでみたので感想を投稿してみます。開発はエグゼクリエイト。いつものケムコRPGですね。
タイトルだけ見るといつものケムコエグゼクリエイトRPGのような感じを受けますが、今回はドラゴンシンカー（ケムコ）のようなレトロな見た目のドット絵でピコピコサウンドになっております。スクショはPSVitaでプレイ。
ドラゴンシンカーの時はもう少し粗目の印象を受けたのですが、今回はスーパーファミコンっぽくなっている気がします。今回もメインの3人のパーティーに仲間をくっつけて戦う系なのですが、戦闘終了後HPは全快したりと一回一回の戦闘で全力で戦える仕様になっているのは良いと思いました。戦闘スピードも3倍速に出来、オートモードも快適でストレスがたまらないようになっています。この辺りは一部を除く新作が出る度に遊びやすさが上がっていくケムコの強みですね、間違いありません。
戦闘に加入していない仲間を配置して戦闘に影響の出るようにする戦略会議のシステムも更に大勢で闘っている感を出せてて良いですね。他のケムコエグゼクリエイトRPGのように武器も合成やカスタマイズのできるシステムになり、幅が広がっています。
世界中にいる仲間たちは話しかけるだけで仲間にるものもいれば、条件を出してきたりするものもいて、個性が出るように演出されています。ドラゴンシンカーの時は転職でそれぞれのキャラに職業レベルが設定されていましたが、今回は普通にキャラのレベルという感じでした。
見た目がアッサリしているのでシナリオもあっさり系かと思えば、キャラクターは立っます。特に主人公の妹のエルミーアは属性的には典型的な妹キャラで好感が持てました。主人公が喋れないという設定もシナリオに上手く絡んできています。全体的なノリはいつものケムコRPGなのですが、一回一回のイベント会話は短いほうだと思いました。
敵のほうも間抜けなものから四天王最強まで、いつものケムコRPGのような感じです。
ゲームのサウンドはドラゴンシンカーのような明るく勇ましい系ではなく、少し暗めの寂しい曲になっていますが、絶望的な世界というゲームの設定とリンクしており悪くないです。曲数はあまり多くありませんが、良い曲が多いと思います。
あとは少し変わったシステムですが、戦闘で入手できた宝箱を時間がくるまで持っていて開ける（時短アイテムあり）の宝箱のシステムや、ショップで天星石を使って仲間や強力（すぎる）武器を手に入れられるショップが用意されており、バランスが崩壊する可能性が高いモノが手に入ってしまいますが今っぽいシステムだなぁ、と思いました。
もちろん、天星石は入手までに時間がかかってしまいます。最初に10回分貰えるので回すと、ドラゴンシンカーの主人公エイブラムが出てしまいました。あと上にいる魔王オルザントもケムコRPGのキャラです。この辺りクロスオーバーしてるのは流石だと思います。エイブラム、本編では顔グラなかったのでこの辺りは嬉しい演出です。あとこいつら強すぎる……。
ゲーム内で起こした行動（敵を〇〇匹倒したとか武器をレベル50にした等）で貰えるトロフィー（ハードのアチーブメントとは別）の要素も良いですね。マレニア国の冒険酒場（ケムコ）にもあって良いシステムだと思いましたが、本作では結構細かく貰えます。こういうご褒美要素は純粋に嬉しくなりますね。闘技場もあるのでクリア後も楽しめそうな気がします。
今、遊んでいる段階では悪いと思う要素はほぼ無く、淡々と遊んでしまえる魅力あふれた作品になっています。最近2DRPGに飢えている人にはオススメできますね。続編が出る度に完成度の上がっていくケムコRPGは魅力的に思えますよ！
ドラゴンシンカーの続編的作品、ドラゴンラピスをニンテンドー3DSでDLしてたのにオープニングしか見てなかったのを思い出しました。こちらも遊ばなければ……。
