プレイステーションクラシックに思うこと。

先日発表されたプレイステーションクラシック。これはファミコンミニに触発されたものだというのは誰でもわかりますね。しかしながらSIE（旧SCE）は、Wiiのバーチャルコンソールより先にプレイステーション3やポータブルでPS1のゲームを安価に楽しむことのできるゲームアーカイブスを配信していました。実際にPSPで大好きすぎる「ワイルドアームズ」が遊べると知った時はビビりましたね。そしてこのプレイステーションクラシックスには「ワイルドアームズ」が収録されています。収録されている20タイトルの中で既に5タイトルが発表されていますが、既視感の強すぎるタイトルなのが少し残念です。

例えば料理バトルで有名な「クッキングファイター好（ハオ）」とか「ファイナルファンタジー13」の縦スクロールの元祖ということで有名な「里見の謎」とか劣悪なUIでプレイヤーを地獄に突き落とし、椎名へきるがエンディングテーマを歌ったことで有名な「神犬伝説PAL」とか「ときめきメモリアル」の後に発売された恋愛ゲームで限定版を買ってしまって頭を抱えてしまった「エンジェルグラフィティ」とか「ときめきメモリアル」とRPGを融合させた「Sonata」とか近未来の世界、テレビ電話で女の子と「ときめきメモリアル」のように仲良く会話するムービーのレベルは凄く高かったのにゲームの難易度は高すぎて面白くなかった「NOeL」も今なら理解できるかもしれません。　……なんかダメですね。自分の騙されたゲームばっかり並べてしまいました。というか「ときめきメモリアル」が好きすぎだろ、俺。はい、PSP版を買ってしまうくらい好きでした、「ときめきメモリアル」。1が凄く好きで2はなんかあんまりでした。2はドリームキャストの「デスクリムゾン2」の発売日と一緒だったのが一番の不幸でしたね。そういえば最近「デスクリムゾン」一作目のサントラが再販されることになりましたよ。予約開始とともにすぐに予約しました。それくらい「デスクリムゾン」が好きです。しかしプレイステーションフォーマットのデスクリムゾンはPS2の「デスクリムゾンOX+」しか出てないんで割愛します。ちなみに下の画像はプレイステーション2版「デスクリムゾンOX+」のパッケージです。せっかくだから掲載いたします。

　

説明書が白黒なのが大好きデス。ここまで書いて気が付いたのですが、「デスクリムゾン」のエコールソフトウェアのページ、PS2版出る前くらいからあんまり更新されていないんデスですね。

話が横にそれ過ぎました。素晴らしいプレイステーションの想い出のタイトルと言えばなんでしょう？　個人的にはまず「リンダキューブアゲイン」「俺の屍を越えてゆけ」かな、と思います。どちらも桝田省治さんのRPG作品ですが、システムが異質で前者は動物を集める楽しみ+サイコホラーなシナリオ。後者は一族を育てる楽しみ+サイコホラーなシナリオでシステムは違えど、良いどんでん返しを楽しむことができます。そういえば最近セガ・サターンの「リンダキューブ　完全版」をサントラ目当てで購入しました。さっと聞いた感じ、通常戦闘の曲がないようなのが少し残念でした。もし入っているなら教えてください。通常戦闘曲はクセになる良い曲です。他にハマったのは、ハードなアクションゲーム「サイレントボマー」やアクションとRPGの要素が合併した「悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲」ですね。他にも少し癖はありますが、「ミスタープロスペクター　ほりあてくん」（感想1・感想2）等も捨てがたいですね。

そして思うことはこれ妄想ですが、マイクロSDカードか何かでゲームアーカイブスと連動できないのかな？ということです。既にPS3やPSPは終わりを迎えているような状態です。もちろん、自分は現役なのですが……そしてVitaも先日生産終了が告知されました。たまに新作が出てきますが、売れているとは思えず、ここから新しい配信作品が増えるのかはかなり微妙です……。プレイステーションネットワークがあるんだからアカウントを同期させることで、ゲームアーカイブスをダウンロードできる本体が出たら少し高くても買うと思います。

あともう一万円高くなってもいいので PSONECOMBOみたいにモニタがついていると嬉しかったんですがね。私だけでしょうか。

さあ、残りのタイトルが発表されるのを楽しみに待ちましょう！