Arduboyで遊ぼう!
1年半くらい前に購入して、少し触ってからずっと放置していたゲームハードがあります。その名はArduboyで、海外のクラウドファインディングで生まれたハードです。
形状はゲームボーイに似ていますが、めっちゃ薄いです。薄さでいうと3DSのカードの厚さと同じような感じですね。興味を持ったのは確か下の記事を見てからで、急激にほしくなったような気がします。画面が白黒というのも良いです。サウンドも良い感じで鳴りますよ。
すぐにamazonで注文したのですが、この公式販売元が結構送ってくるのに時間がかかった(と言ってもせいぜい5日程度)せいか我慢できずに秋葉原に買いに行きました。あの時の行動力こそが「突き動かされるものを感じ~」という訳ですね。
このArduboyなのですが、ソフトはハードにダウンロードする形になっていて、公式サイト(全文英語)でダウンロードできるタイトルを紹介してくれています。少しPCの知識が必要になりますが、専用の環境をPCに作ってソフトをダウンロードしてきて入れます。1ハードにつきソフトは1本しか入れれないは歯がゆく思うところがあるのですが、そういうものだと割り切れば良いでしょう。
で、このarduboyが面白いのはソフトは世界中の開発者たち(もちろん自分も、です)がアップロードできるという点ですね。PC黎明期のような雰囲気が漂っています。色々なソフトのクローンゲームが作成されていくのは面白いです。少ない容量でどれだけ面白さを詰め込めるのかが腕の見せ所になるわけですね! 公式以外にも面白いタイトルを製作・配布されている方もいます。
未発売で中止になったアレのそっくりさんのようなものもあって、対応タイトルを電子の海で見ているだけでも微笑ましくなってきます。
私も幾つかタイトルを遊びましたがこびにぃさんの制作されたMayQが凄く面白かったです。クリアはできなかったのですが、昔ながらのActiveRPGという感じが凄く好きです。そういえば↑の写真のSFZもこびにぃさんが作成されたものでした。
あとはCastleBoy。もう見た目まんまなのですが雰囲気は十分に味わえます。
Virus LQP-79。TEAM a.r.g.のArduboyタイトルはハードの性能を極限まで出しているものが多い気がします。自分がハードを買った時にプリインストールされていたMysticBaloonは、横スクロールアクションゲームとして完成度が高かったです。
簡単に紹介してきましたが、やはり小さな容量でゲームを作るとなるとグラフィックの性能よりも、どれだけ面白さを詰め込むのかが楽しくなると思います。
日本でもアクアプラスより同じような規格がありました。まだ公式ページが残っていたのにオドロキを隠せません。当時自分も買いましたがほとんど遊ぶことなく押し入れに入ってしまったと覚えています。この記事を書く時にこのような素晴らしいサイトも発見してしまいました。未だに新作を発表されているのには恐れ入ります。
このArduboyの規格で正式にライセンスを取ったテトリスが遊べるハードもあるみたいで、いつかはこちらもゲットしたい次第でございます。
ちょっと高級感のある感じがいいですよね!